見て、食べて、
感じて、学ぶ、
長く続く「個性」と
「らしさ」を巡る旅
シェアトラベルという
新しい旅のスタイルの提案
シェアトラベルはチャータータクシーを使った乗り合い旅。
旅のコースはd design travel編集部が選りすぐりの立ち寄り先を選定。
大人数の団体バスツアーでは体験できないような、ローカルな旅が楽しめます。
タクシーをシェアしながら、特別な旅の経験もシェアもする。
新しい旅のスタイルが「佐賀県」から始まります。
POINT1
- チャータータクシーで巡る2〜8人の少人数の特別な旅
- 2名催行時はセダン、3名以上はワゴンタクシーを使用します。小人数だからこそ、個人旅行の感覚で、ローカルなコースを巡ります。
POINT2
- 選び抜いた特別なコースd design travel編集部が厳選
- 編集部が2か月間、現地をまわって選び抜いた、その土地に長く続く「個性」と「らしさ」を感じるデザイントラベルスポットを巡ります。車内ではナガオカケンメイ編集長の音声ガイドがご案内。
POINT3
- お好きなメニューを昼食は好きなメニューをその時の気分でオーダー
- 料金に含まれるのは航空券+宿泊代+チャータータクシー代のみ。好きなものを、その時の気分で、その場で注文&お支払い。団体向けのセットメニューに飽き飽きしている方に、個人旅行の自由さで楽しめます。
POINT4
- 旅行上級者の方へ小さなお店やカフェも巡れる
- 団体旅行は楽だけど行き先もありきたり。大型バスが入れる大型観光施設や団体向けのお料理ばかりの旅行ツアーにはもう飽きたという旅行上級者の方へ、特別な旅の経験を楽しめます。
POINT5
- 運転に自信がない方へ専属ドライバーがいれば安心
- 時間配分を考えて、旅の道順を組み立てるのは面倒。慣れない土地でのレンタカーの運転も不安です。ドライバーがいれば人気の観光地で”満車”の心配もありません。
POINT6
- お酒好きな方もドライバーへの気遣い不要
- せっかくの休日に、おいしいお酒の産地に行きながら、ドライバーだけお酒を我慢するなんて! 酒蔵での試飲も、ランチのビールも、みんなで遠慮なく楽しみましょう。車中でのうたた寝も、もちろんOK。
POINT7
- 大人数のグループ旅行にご家族・お友達での貸切もOK
- 立ち寄り先コースや時間配分も、あらかじめ決まっているので、ドライバーに全てお任せ。
POINT8
- ママと子供の2人旅にも子供連れでも安心
- なかなかお休みのとれないパパがいなくても、シェアトラベルに参加すれば、ママと子供の2人旅でも安心して、いろいろな場所を巡れます。もちろんパパと子供の2人旅も。※ツアーにより年齢制限があります。
POINT9
- 両親に旅行をプレゼント一緒に行けなくても親孝行したい
- 両親を旅行に連れていきたい、でもなかなか休みが取れない。そんな時はシェアトラベルをプレゼント。長く続くその土地らしさを巡る上質な旅を送ることができます。一緒に行ければ尚、良し。
お申し込みの
流れ
-
- コースを選ぶ
- ツアー詳細ページから
旅のコースと日程を選び
申し込む
-
- 決済
- 銀行振込または
クレジットカード決済でOK!
-
- 旅のしおり
- ご旅行の10日前までに
集合案内をお送りします
-
- 待ち合わせ
- 当日、佐賀空港にて
待ち合わせ
-
- 移動
- 移動は貸切タクシーを
シェア
-
- トラベル
- 観光やランチの支払いは
各自が現地で
-
- 解散
- 佐賀空港で解散
47都道府県のデザイン観光
d design travel
1県1号、年間3号ずつ、ガイドブックを制作しています。
毎号、地域住民参加型のワークショップを開催し、デザイン観光資源の発掘から始まり、
その土地に暮らすように滞在して取材し、発刊後も交流を生み続ける仕組みを考えています。
- 編集の考え方。
-
- 必ず自費でまず利用すること。実際に泊まり、食事し、買って、確かめること。
- 感動しないものは取り上げないこと。本音で、自分の言葉で書くこと。
- 問題があっても、素晴らしければ、 問題を指摘しながら薦めること。
- 取材相手の原稿チェックは、事実確認だけにとどめること。
- ロングライフデザインの視点で、長く続くものだけを取り上げること。
- 写真撮影は特殊レンズを使って誇張しない。ありのままを撮ること。
- 取り上げた場所や人とは、発刊後も継続的に交流を持つこと。
- 取材対象選定の考え方。
-
- その土地らしいこと。
- その土地の大切なメッセージを伝えていること。
- その土地の人がやっていること。
- 価格が手頃であること。
- デザインの工夫があること。
d design travel SAGA
- 発刊
- 2014年
- 定価
- 1,400円+税
- 発行元
- D&DEPARTMENT PROJECT
編集長後記
私たちが口から食事で栄養を取り、それが体じゅうに廻りエネルギッシュに活動できているように、私たちの国、日本は中国などからの創作文化を取り入れ、ものづくりの産地を点在させ、そこを巡る交流により、芸術文化が向上していきました。特にその震源地のような拠点にあたる産地は、様々な文化人、知識人の交流をきっかけに、食などのもてなし文化も独特に創造され、後に私たちはその息遣いを確かめるような、わくわくする観光を楽しむことができています。その一つが、僕は焼物であると思います。そして、d design travelという「その土地らしさ」を探し訪ね、取材していくガイドブックをつくる取材旅行の中で、佐賀の個性の大きなエッセンスになっていると感じました。
47都道府県という47の日本の個性を取材で訪ねる訳で、やはり、その土地の材料で作られる焼物の周囲には、様々な、特に文化人交流が生まれていて、佐賀もそれがありました。 あくまで僕の表現ですが、焼物産地には変わった人が多く、類は友を呼び、それを学ぶ為に日本じゅうからいろんな人が集まり、それらがその土地の意識や、なにか新しいことを始める時の、判断レベルになっていくのでした。それらを柳宗悦など民藝運動家が刺激を与え、日本全体のレベルアップを促したわけです。
芸術家たちは酒を好み、繊細で贅沢な旬の味に大いなる関心を湧かせ、それらのトータルな備わりがその土地の豊かさと思う。佐賀は食や個性豊かな酒造り、そして、温泉など、そのバランスの良さと芸術が組み合わさり、今の独特な個性となっていったと思うのです。
そして最近思うのです。これからますます、高度成長を経験した私たちは、時間の穏やかさや、低成長思考の新しい豊かさ感など、都会的な発展より、人工的に作れない田舎の要素に注目が移行していくでしょう。佐賀にはほどほどの都会感と、大いなる田舎がある。田舎という表現は今はまだまだ、どこかマイナスイメージですが、あと5年もすると、新しい価値観に包まれた次の時代の目標になっていくでしょう。そして、私たちがつくる旅行ガイドにも、田舎という新しい評価軸が加わり始める。そう思うとき、佐賀県は素晴らしいバランスを持っていると感じます。
大型バスでのこれまでの観光に加わり、若い世代の人と人をつなげるような「関係性をつくる観光」。今回、地元のタクシー会社の協力で、それを全国に先駆けて佐賀で実現できたのも、やはり、脈々と培われた新しい価値判断による実行力によるもの。佐賀の多くの魅力を訪ねながら、同時に、私たちは新しいサイズの観光の可能性も、佐賀に感じたいと思います。
- d design travel 編集長
- デザイン活動家
- ナガオカケンメイ