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TOP 旅のレポート 「シェアトラベル」体験レポート その2
2017/9/27
d TOUR share travel SAGA に行ってきた!

「シェアトラベル」 体験レポート その2

47都道府県の観光をデザイン視点で案内するトラベルガイド「d design travel」がついにツアーに。編集部が自信を持って監修した”佐賀の旅”、そのオススメコースを一般募集に先駆けて、D&DEPARTMENTスタッフが一足お先に体験してきました。

体験レポートその1はこちら

大正屋での朝食はとろとろの湯豆腐です。文字通りとろけるお豆腐で身体をゆっくり目覚めさせ、故・吉村順三の細部にわたるデザインを感じながら朝風呂を浴びたら、準備は満タン。

TOUR1「佐賀のロングライフデザイン定番旅」ツアー2日目は、佐賀のものづくりを、長く続いている伝統から今のクリエイションまで、じっくり学ぶ行程です。

まずは佐賀県立九州陶磁文化館からスタート。伊万里焼や有田焼といった佐賀に息づく伝統の焼き物に関する資料や実物はもちろんのこと、陶器と磁器の違いや日本の磁器発祥の 歴史など、焼き物初心者でも安心の基礎から学べる圧巻のコレクションです。

タイミングが合えば、有田焼きの愛らしさを随所に感じる、高さ2メートルはありそうな大きな仕掛け時計が動くのが見られますよ。館内のあらゆるサイネージから、ドアの取っ手といった設備まで、見渡す限り至るところが焼き物で出来ているという徹底ぷり。館内全体を”展示”として楽しめます。

続いては、源右衛門窯です。
土地に代々受け継がれている伝統技術で、どのように作られているのかを実際に見学します。私が訪れた日は工場も開放していたので、職人たちが絵付けしている姿を、間近で見ることができました。

中でも、絵付けのあとに呉須でベタ塗りするダミの作業は、釉薬がすーっと溶け込んでいく様子がマジックを見ているようで、じっと見入ってしまいました。工場を案内していただいた後は、隣接のショールームへ。色とりどりの絵付けがされた器たちに目移りが止まりません。

伝統技術をじっくり見学した後は、今村製陶 町屋へ向かいます。
代表の今村肇さんと、デザイナー大治将典さんが手がける有田焼ブラント「JICON」の直売店です。有田焼の原料の陶石を採掘する際に出てしまう、これまで捨てられてしまい、使われていなかった石を使うことで、オリジナルの陶土を開発。独自の温かみのある生成りの白が生まれました。
地元の資源を無駄なく活用していきたい、という地域に根付いたものづくりをする今村さ んがとても印象的でした。

店奥にある工場も見学させていただきました。作るものによってその成形や、焼き方は様々。それらを見た後に改めて店頭に並ぶ商品たちを見ると、それぞれが凛と際立って見えて、より表情豊かに感じました。

そろそろランチの時間。
佐賀へ来たからには「伊万里牛」を食べたい!という希望を叶えてくれるのが「ライおン」です。
編集部オススメのハンバークステーキをオーダー。ほろほろと口の中でほどけていくお肉の柔らかさには驚きました。
もちろん、ここでもメニューのオーダーは自由です。伊万里牛のステーキを!という方はぜひカウンター席へ。目の前でステーキを焼いてくれる優雅なランチが楽しめますよ。

しっかりとお腹を満たした後は、ちょっとゆっくりしたくなるもの。
続いて向かうは、チャイナ・オン・ザ・パーク忠次舘です。
気持ちの良い風を感じながら、木々に囲まれた階段を登った先に、「忠次舘」はあります。有田町を代表する陶磁器窯元の一つ「深川製磁」のミュージアムです。

初代・深川忠次の作品と、深川様式を継承する焼き物の数々が重厚な空間に一堂に展示されていて、自然と背筋が伸びるような落ち着いた雰囲気。2階にあるリフレッシュルームでは、深川製磁の器でコーヒーをいただきました。
2階のテラスからの眺めもよく、旅のラストスパート前にほっと一息、大人なひと時を過ごします。

いよいよ旅も終盤に差し掛かります。
目指すは、佐賀号でキーマンとして紹介された、佐賀県のクリエイターの交流拠点「パハプスギャラリー」のオーナー北島敬明さん、真由美さんご夫妻がオープンしたお店「Design Office & Shop 1.5」です。

古くから伝わる佐賀の郷土玩具「尾崎人形」から、現在佐賀を拠点に活動するイラストレーターの作品まで、時代に左右されず現時点での目線から、佐賀のクリエイションの魅力を発信する商品の数々は好奇心を刺激するラインナップ。時間を忘れて本気でお買い物を楽しみました。

さて、旅の終わりには、お土産を買わなければ。
九州と言えば焼酎が有名ですが、佐賀は実は美味しい日本酒どころなのです。
ここ、山田酒店では店主の山田晃史さんが地酒のミニレクチャーをしてくださいました。(店舗状況によって、開催されない場合もあります)

レクチャーの後は、じっくりお土産選び。
日本酒初心者の私でも飲みやすいもの、日本酒フリークの両親へ、などなど、好みや用途に合わせて、相談しながら決めていきます。配送ももちろん受けていただけますよ。

1泊2日の濃厚な佐賀旅もこれでおしまい。佐賀空港にて解散となります。

地元の人たちに愛されるローカルフードから、佐賀を代表する工芸品の一つ、焼き物の窯元巡り、佐賀の今のクリエイションも感じられるデザインスポットまで、、、
佐賀をじっくり旅するのは今回が初めてという私にとってはぴったり!なコースでした。

噛めば噛むほど味わい深くなって、ハマりそうだな、、、(実際まだ余韻が残るほど楽しかった!)と感じた、シェアトラベル佐賀の旅。
次回はあの人と来たいなぁ、、両親にプレゼントするなら佐賀のお酒を目一杯楽しめるTOUR3がいいかなぁ、、と妄想は膨らむ一方。
その時の出会いが楽しみな乗り合いはもちろん、グループで貸切など、シェアの仕方はそれぞれです。
ぜひ、この機会に佐賀を旅してみてください!

体験レポートその1はこちら

D&DEPARTMENT 清水睦